「ベースメイクをきれいに仕上げたいのに、どうしてもファンデーションが厚塗りになってしまう…」「ナチュラルに仕上げたいのに、カバーしようとすると老け顔風になってしまう…」こんな悩み、ありませんか?
自分でメイクしていると「これで本当に大丈夫?」と不安になる方も多いはず。SNSや雑誌ではさまざまなテクニックが紹介されていますが、新しいアイテムを買わずに、今ある道具やいつものファンデーションで始められる“厚塗り解決テクニック”を、一緒に学んでいきましょう。
ファンデーション厚塗り解決のカギ|なぜ厚塗りになってしまうのか
ファンデーションの厚塗りにはいくつか根本的な原因があります。多くは「隠したい箇所をカバーするために量を増やしてしまう」「塗り方が自己流で適切な量になっていない」「道具の選び方や使い方が合っていない」など、ちょっとした勘違いや手順の違いがトラブルの元になるのです。
まずは、なぜ厚塗りになりやすいのか、その背景を知ることで、解決のヒントがつかめます。
厚塗りが招く肌印象の変化
ファンデーションの乗せすぎは、肌に重たさやマット感を与えてしまい、「実年齢より老けて見える」「顔色がくすむ」「表情まで固くなる」といった印象につながります。また汗や皮脂によるメイク崩れが早まるデメリットも。
さらに、敏感肌や大人肌の場合は肌トラブルのリスクも否めません。
厚塗りの主な原因
基本的な原因は次のようなものです。
- つい多く取りがちなファンデーションの量
- 全顔に同じ厚みで一気に塗る
- スポンジやブラシ、指の使い方・選び方が本来の効果を活かせていない
- 気になる部分をファンデーションだけで隠そうとする(必要以上に重ねてしまう)
解決には、量・塗り方・道具の3つのバランスがとても大切になります。次の章からは、ファンデーションの厚塗りを解決する具体的な方法を、スムーズに取り入れられるステップで解説していきます。
ファンデーション厚塗り解決のための準備|必要な道具・前提条件
「新しい化粧品をそろえないといけない?」そんな心配はいりません。下記のアイテムを持っていれば今日から始められます。無理に新製品を買い揃える必要はありません。
- ファンデーション(お使いのタイプでOK。リキッド、クリーム、パウダーいずれも可)
- 下地(肌色補正・うるおい重視のものがベター。化粧崩れしにくいタイプもおすすめ)
- スポンジ or パフ(なければ指でも可。ただしスポンジがあると失敗しにくい)
- コンシーラー(シミ・赤み・ニキビ跡などポイントカバーに最適)
- 【応用】ブラシ・ティッシュ・フェイスミストもあると便利
前提条件として大切なのは、「無理に全てカバーしようとせず、素肌感や透明感を優先する」という意識です。カバー力の高すぎるファンデーションよりも“肌になじみやすいもの”を選ぶのがおすすめですが、今使っている商品でも充分に工夫可能です。
ファンデーション厚塗り解決ステップ|具体的なやり方を初級から徹底解説
それでは、実際にどんな手順を踏めば「厚塗り」を卒業できるのか。初心者にも取り入れやすい“厚塗り回避ステップ”を順を追ってご紹介します。どれも今日から実践できる内容です。
Step1:下地で肌の状態を均一&トーンアップ
ファンデーションで全部隠そうとせず、下地で肌色や凹凸のベースをなめらかにするのが大事。
特に、くすみや赤み、色ムラは下地でしっかり調整しましょう。全顔に均一に伸ばすのではなく、「顔の中心部(頬・額・鼻筋)」に重点的に薄く伸ばすのがナチュラル仕上げのコツです。
フェイスラインや髪の生え際は塗る量を控え、手に余ったぶんを軽くなじませるだけでOKです。
・補正力のある下地を使うだけで、ファンデーションの量が格段に減ります(=厚塗り解決につながる)
・顔全体を厚めにカバーしないよう、「必要なところだけ」にしましょう。
Step2:ファンデーションの適量を守る&分割塗りで自然体へ
次に大切なのは「使用量」。
適量以上は厚塗りの元となるため、必ず少量ずつを手に取り、必要なら後から重ねる方式がおすすめです。
- リキッド・クリームタイプの場合:パチンコ玉1個分(直径1.2cmほど)を上限の目安に
- パウダーファンデーションの場合:パフの1/3量、または「ちょっと少ない?」と感じるくらい
顔全体に一気に塗るのではなく、頬(カバーしたい部分)から外側へ、顔の中心から外に向かって少しずつ広げるイメージで塗りましょう。部分ごとに必要な量を調整し、「眉間」「目元」「小鼻まわり」「あご」は薄塗りを意識すると失敗しません。
Step3:スポンジでポンポン/なじませてからブラシで自然にぼかす
スポンジやパフは、「叩き込む」のが厚塗り解決の基本です。
塗った直後に、乾く前の状態で指やスポンジで“スタンプ”を押すように軽くパッティングして密着仕上げ。不自然な部分は清潔なスポンジでならすと、粉っぽさやムラが一気に軽減します。
その後、必要があればパウダーブラシで輪郭やファンデの境目だけをそっとなでるようになじませてください。摩擦をかけすぎないのが肌を守る最大のポイントです。
・スポンジは「水で湿らせてしっかり絞ってから」使うと、ファンデがムラなく伸び、厚塗り防止に効果的です。
・どうしても量が多くなった場合は後述の“余分オフ”も活用してみてください。
Step4:コンシーラーで本当に気になる箇所だけピンポイントカバー
シミやニキビ跡、赤みはファンデーションを重ねるのではなく、コンシーラーを部分的に利用してカバーしましょう。
ポイントは「点置き」→「周囲をトントンとなじませる」こと。気になる範囲だけにのせ、指・スポンジ・綿棒など使いやすいものでそっとなじませると、厚塗り感なくプロっぽい仕上がりになります。
- 広範囲に塗りすぎると“厚み”が出るので本当に必要な箇所だけ
- 目の下くまの場合は、三角ゾーンまで伸ばさず、クマの目立つ部分にだけ
Step5:フェイスパウダーは「抑えるだけ」の量でOK
フェイスパウダーの重ねすぎも厚塗りの原因です。特に乾燥する季節・乾燥しやすい肌質の場合は、「パフで押さえる程度」がちょうど良いでしょう。
テカリやすい「Tゾーン」「鼻の下」「あご先」などポイント的に使い、頬や目元などは薄ずき、または省略しても大丈夫です。
日中のメイク直しでパウダーを重ねすぎるのも厚塗りリスク。ミストやティッシュオフで皮脂・汗をおさえるケアを先にしましょう。
ファンデーション厚塗り解決へ導く注意点とマイルール
より健康的な素肌印象を作るには、「やりすぎない」「必要なときは引き算する」意識が大切です。以下の注意を守ることで、肌負担も軽減できます。
- 一度にたくさんのせず、“少量ずつ”重ねるやり方を徹底する
- スポンジやブラシは常に清潔を保つ(雑菌・カビによる肌トラブル防止のため)
- 塗りのばしや「こする」動作は摩擦になりやすいので避け、必ず軽くたたき込む・優しく置くイメージで
- 厚塗りになった場合はティッシュや濡れスポンジでやり直せるので、あせらず対処
- 敏感肌やトラブル肌の場合、無香料・低刺激のコスメを選ぶ
・「カバー力最強!」などのファンデーションを何重にも重ねる
・塗った直後に髪や手でこする
・ヨレた部分をそのまま放置 …どれも厚塗りに直結しがちですので注意しましょう。
ファンデーション厚塗り解決のための応用・発展テクニック
基本のステップに慣れたら、より肌映え&ナチュラルなベースメイクを楽しむための「ひと工夫」にトライしてみましょう。
・余分をオフして透明感UP
「つい塗りすぎてしまった」「いつもより顔が重たい…」そんなときは、ティッシュで軽くオフするのがベストです。
2枚重ねのティッシュを1枚に分けてスポンジに巻き、気になる部分をそっと押さえるだけで余分な油分や厚みを簡単に引き算できます。
・ミストや化粧水スプレーで自然なツヤに
パウダリーな粉っぽさが気になる場合は、保湿ミストをふんわり吹きかけたり、清潔なスポンジに含ませてトントンと当てる方法も効果的。
水をギュッと絞ったスポンジで軽く押さえるだけでも、厚みや粉感が和らぎます(摩擦は極力避け、優しくなじませること)。
・ハイライトで厚塗り印象を引き算
頬骨の高いところや鼻筋などに繊細なパール感のハイライトを足すことで、ファンデの厚みが分散し、自然なメリハリ&透明感も生まれます。
ツヤ出しアイテムは塗りすぎに注意して「ごく一部」に使うと、清潔感が際立ちます。
・肌がなじんでから境目をやさしくぼかす
ファンデーションを塗り終えた後、1~2分ほどおいてから柔らかいブラシで「輪郭」や「小鼻のわき」などをぼかすと、よりナチュラルに仕上がります。肌への刺激を抑えるため、必ず力を抜いて行いましょう。
ファンデーション厚塗り解決まとめ|明日から変われるナチュラル肌への第一歩
ファンデーションの厚塗り解決に近道や「これ一つで完璧!」な裏技はありません。ですが、「下地で肌を整える」「ファンデを少しずつ・必要最低限だけ」「道具でやさしく密着仕上げ」「カバーはポイントごとにコンシーラー」という順番とコツを守るだけで、今日からナチュラルな美肌にぐっと近づけます。
肌本来のやわらかさや透明感を活かしながら、自信の持てるベースメイクを楽しみましょう。
毎日の積み重ねでスキルUPできるのが「厚塗り解決メイク」の最大の魅力。ぜひ、まずは明日のメイクや週末のリラックスタイムから、小さな変化を実感してみてください。「肌を大切に」「自分らしくメイクを楽しむ」ことを最優先に、あなたの美しさと健康をこれからも応援しています。
今日から実践できる“厚塗り回避テク”を、あなたの肌でぜひ試してみて!
※本記事は2024年6月時点の肌科学・美容業界の情報をもとに執筆しています。肌トラブル・違和感がある場合は専門医・皮膚科にご相談ください。